アース製薬のゴキブリホイホイの開発を手がけた、
同社常務取締役 木村碩志(きむら・ひろし)氏が10日の亡くなられたそうです。
木村さんは
木村製薬所(現アース製薬)の創業者 木村秀蔵さんのお孫さんなんですね。
京都大学の大学院で薬学を学ばれたそうです。
ゴキブリホイホイのアイデアをひらめいたのは、
大塚正富社長(当時) ときは1971年だったそうです。
バスにのっているときに、
セミの声を聞いて子供時代を思い出し、
そのときにセミをつかまえるのにつかっていたトリモチを連想し、
アイデアがひらめいたという。
開発チームがまず考案したのは、
紙の箱に粘着剤をしこんで、その後箱を捨てるというもの。
ただ、ゴキブリの触角は鋭敏で、
粘着剤に触れてしまうと危険を察知してしまうので、
一匹も捕獲できなかったとか。
その後試行錯誤の末、
箱の内部に傾斜をつけて、
触角が粘着剤に触れないようにし、
開発を成功させたのだそうです。
研究所には、実験のため様々な種類のゴキブリが
数十万匹も飼育されていたとか・・。
私は絶対入りたくないです(滝汗)。
アース製薬の開発秘話 読んでいて面白かったですよ。